ラブ＆ピース

ジョン・レノン。この人についてこれまで興味を持ちつつも
深く追求しないできた。
以前、行きつけだったバーの店主に彼のCDをほとんど借りて
持っているのだが、それがどんな歌詞で何を唄っているか
彼がどういうことをしてきたのか、いつかは知りたいと思いながら
あえてほったらかしてきた。

昨日試写会に行ってきた。
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ドキュメンタリー映画。
言葉や響きそのものが嫌いで今まで目を伏せてきたベトナム戦争
というものについてついに考えなければいけない時がきた気がした。
｢ただ平和に暮らしたいだけ｣という人々の願いが、一部の愚かな人々に
よって壊されている現実。
自分の権力、面子などつまらないものの為に争い、暴力をふるい、
人の命を奪う愚かさ。

「革命を起こすなら暴力はいらない」と言い、それを成しえた人が
居たということは、世の中まだまだ捨てたもんじゃないと少し
思わせてくれた。

ただ、亡くなった人特有の『神格化』された描き方をされているなと
感じたのは、事実を知りたい身としてはちょっと残念だったな。

そして、良くも悪くも集団っていうものは怖いと感じたのだった。