不貞腐れて過ごす。

梅雨は古傷が痛む時期だという。
心もだろうか?
このところ、心の奥に刺さったものが
チクンチクンと疼く。


前に言われて、その時は何とも
思わなかったことをほじくり出して
怒ったり(ヘラヘラしないで嫌だと
言えばよかった)。
過去に選択したことが間違いだったと
気がついたり。
考えても仕方がなく、その時はそれが
最善だと思っていたのだよな、と
思いながらも後悔したりもする。
その時の自分が未熟だったのだと
諦めるしかないのだが、ダウンして
いると無意識に自分を責めている。
無駄ではないか。
過去は変わらないのだし。


現場を憂いても、仕方が無い。
この中で楽しめるように工夫する
しかない。


などと、アタマで分かっていても、
納得できない事もあるのだ。
沸き起こる感情に任せて、
だから、そんな日は不貞腐れて
過ごすのだ。