新しい家族のカタチ


久しぶりに妹のウチに遊びに行った。
割と近くに住んでいるんだからもっと頻繁に会ってもいいの
かもしれないが、週末自分の体力を回復することでまだ
精一杯なので余裕がある時にしか遊びに行かなくなった。
姪っ子が小さかった時にはいろいろ大変かなぁと思って
ちょくちょく顔を出していたが、今はイイ距離感で付き合っている。

妹には遅れてしまった誕生日プレゼントのTシャツを渡し、
喜ばれる。毎年、無難にTシャツになってしまった。
でも毎年一生懸命選ぶのが楽しい。


5才の姪は待ち構えていて、延々といろんな遊びに繰り返し
付き合う。こちらもあまり大人ではないので結構真剣に
積み木遊びなどに没頭。お互い手加減無し。
おかげで二人とも腹ペコ&グッタリ。
妹が用意してくれた美味しい手巻き寿司をもりもり食べ、
姪はそのまま寝てしまった。


この小さい人が私に向ける信頼した真っ直ぐな気持ちは
私をほっこりとさせる。
大人になってグジャグジャと身についてしまったねじまがった
心をさっと基本に立ち返らせてくれる。
密かに彼女を先生と呼んでいる。
行動に迷いが無く、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いで
すっきりとしているもの。理想だ。


妹とは仲良しだけれども、やっぱり彼女には新しい生活が
あるってことを意識して遠慮する部分がある。
私の知らない部分が大部分を占めるんだろうなと思うと
家族とは言え、姉とは言え、尊重して対等にと心がけている。
妹としか味わえない、独特の感覚ってのはあるので
それは彼女たち(もう一人妹がいる)としか共有できない。


ふだん家族愛ってもんに縁が無い生活を送っている身としては、
たまにそういうものに触れることで実は凄く飢えているんだなぁ
ということを思い出す。ホントがっちりとフタをして暮らしてるよ。
だからって、今から子供を作って家族を作ってという生活は
きっと向いていないんだろうなとも思う。
家族と呼べる近い人は欲しいな。
この人と頑張っていくぞってチームがあるといいなと思う。
そればっかりじゃないとは思うけれど。


休みも残り1日になってしまった。
部屋の片付けはできなかったけれど、普段会ってなかった人たちに
会ったりして割と充実した休みだった。
本当はあと2ヶ月くらいバカンスっちゅうもんが欲しいのであるが。
そろそろ旅行にも行きたいな。