東京へ行くの巻(つづき)
久しぶりのホテル。おまけにシングルだったのをダブルの部屋に
してくれたのに堪能する間もなく激しく爆睡。
で、日曜日は群馬から親友が会いに来てくれることに。
私は大学→就職と約10年群馬で暮らしていた。
第二の故郷ってとこかな。
東京駅の立派なだけど感じの良いホテルのロビーで待ち合わせ。
かれこれ5年ぶりの再会。
その間にお互い病気をしたり、いろいろと大変だった。
パニック障害の彼女は「会えるかな?」と思っていたのだが
どうしても会いたいからとたまたま東京に行く友達をみつけて
一緒に行き帰りの電車に乗るということできてくれた。
正直、会うまで、病気の症状うんぬんを細かく書いてあったりした
重〜いメール(重いメールを送るのはやめましょう)が来ていたので
「ちょっと会うのに気が重いな・・・・」と思っていたのだが
会うと思ったよりもぜんぜん元気そうで安心。
顔を見るとうれしくなった。
ロビーで話しはじめて話が止まらず1時間半ほど息つく間もなく
話し続けた。
重いメールも想いがあふれ過ぎてのことだったかと納得。
話を聞いていると、私が病気を経て辿ってきた道のりを
ちょうど彼女が追いかけてくるカンジだった。
暗くてどこを歩いているのかわからない道がずっと続いていくような
感じをきっと今持っているのだろう。
少しは助けになれるかもしれないと自分の経験や変えた習慣などを
さりげなく話してみた。
きっとそういう違った見方や習慣はないだろうから。
案の定、「そうやればいいんだ!」と彼女の顔が明るくなった。
自分がずっと暗い道を歩いていた時にいろんな人たちに助けてもらった
ことを思い出した。人生捨てたもんじゃないんだ。
場所を移して話し続け、話は尽きることがなく、
飛行機に乗り遅れそうになるギリギリまで話した。
駅の改札で別れる時に彼女はポロポロと涙をこぼしていた。
会わなかった間の苦しさや会えたうれしさ、私を本当に愛してくれている
想いがいっきに溢れたのだろう。
本当に心から気が許せて、気の合う友達は少ないのだけれども
そんな人に一人でも出会えたことに心から感謝したい気持ちだった。
久しぶりの親戚や親友との再会に沢山の愛情を受けて帰路についた。
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だけどあまりのことに胸がつまってしまいました。
心よりご冥福をお祈りします。
美和ちゃんが唄える日が来ることをファンとしては
いつまでも待っています。