品性とは何ぞや?

震災の後から、露悪的になる現象が増えてきていると感じる。
その前からかなりの傾向はあったのだが、テレビもついったーも
その傾向が一層強くなったと感じる。
このようにブログを書いていることはどうなのか?と問われれば、
こうやってネットにのせているので、一応誰かの目を意識して
書いております。


露悪的。本来恥部である部分をさらけ出すこと。
「自分の部屋は汚いんです」「フリンしているんです」
「家ではマッパなんです」「ゲイなんです」などなど。
本来、恥ずかしくて他人には言えないような事を
カミングアウトしてそれをもてはやすというのが
数年前から流行りだした。


カミングアウトしなければ、全くもって個人の自由なので
その性癖や癖、思想についてとやかく言ったりしない。
ただ、それをカミングアウトすることですっきりしたり
誰かに「認めてもらった気分」になっている輩が気持ちが悪い。


自己処理してこっそり楽しめばいいのだ。
そういう趣味があったりするのは、好きで止められないんだから
誰がなんと言おうとやればいい。
むしろそれらはこっそり感に醍醐味があるのだから、こっそりやれよ。


「恥」と言う意識が薄れることで「品」がなくなっていると
感じる。


それを「笑い」にまで昇華させたらそれは十分に他者の目を
意識したある種文化になり得るのだが、技量なく垂れ流す人の
多いこと。


TLを眺めていて気持ちが悪くなった。
人の目を意識して書かれていない文章は吐瀉物と同じだ。
なんてことを最近考えている。
ってことで、ついったーも一部の露悪趣味の人間を
介入させてしまったことで楽しめなくなってきている。


とかく世間は住みにくい。