不貞腐れて過ごす。

梅雨は古傷が痛む時期だという。
心もだろうか?
このところ、心の奥に刺さったものが
チクンチクンと疼く。


前に言われて、その時は何とも
思わなかったことをほじくり出して
怒ったり(ヘラヘラしないで嫌だと
言えばよかった)。
過去に選択したことが間違いだったと
気がついたり。
考えても仕方がなく、その時はそれが
最善だと思っていたのだよな、と
思いながらも後悔したりもする。
その時の自分が未熟だったのだと
諦めるしかないのだが、ダウンして
いると無意識に自分を責めている。
無駄ではないか。
過去は変わらないのだし。


現場を憂いても、仕方が無い。
この中で楽しめるように工夫する
しかない。


などと、アタマで分かっていても、
納得できない事もあるのだ。
沸き起こる感情に任せて、
だから、そんな日は不貞腐れて
過ごすのだ。

ぼんやりと。

久しぶりに落ちてしまい、会社を
サボる。
疲れちゃってたんだろうね。


このところ、仕事を辞めたいって
気持ちが爆発しながらも、どうにも
ならんというジレンマを抱えながら
過ごしていた。
おまけに、意地になって、仕事を
バシバシさばいていたからさ。
なんか、ハッピーではなかった。


仕事って何だろう?
もっと楽しんで生きることを
仕事に求め過ぎていたのかな?


もっと気楽に生きたいなぁ。

満月にザワザワ。

今週、すごく疲れた。
トドメにLIVEで体力消耗。
楽しかったんだがね。
&の満月でかダルダル。
通院は諦めて昏々と眠った。
結果、かなりマシになった。

子どもが居ないので、勝手な発言
かもしれませんが、感じたことを。

マイミクさんの子どもが低身長の
治療をすると書いていて、それは
個人の勝手だと思いながらも、
それはどうなのかなぁ?とモヤモヤ。

何となく、薬でどうにかするって
ことにすごく抵抗があるのだ。
副作用とか無いのかな?ってのも
あるし、これはもう個人のタブーを
どこに設定しているかの問題だろう
けれども。
子どもさんのためを思っての行動
だと思うのだが「そのままじゃ
ダメなのよ」の烙印を親が押して
しまってるってのがもうNO。
などと勝手にざわついているのでした。

んな、キレイゴト言ってんじゃねぇよ
って思われちゃうのかな。
でも、何かキモチが悪いです。

昨日のLIVEもとっても楽しかった
んだが、サポートに入っている
ひと回り年下であろうリズム隊の
元気の良さと若さに、何と無く
主役の二人が霞んで見えて悲しかった。
若さでしか出せないキラキラ感や
フレッシュさにゃ勝てないものね。

そんな満月の夜だった。

ドキドキした。

ヒドい失恋を続けて二回してから
というもの、ミュージシャン以外の
現実の男にときめかなくなっていた。

ヒドい失恋も、駆け引き抜きでの
己の恋愛力の低さや見る目の無さ
(絶対自分に合わない人を好きに
なる)故だと薄々気がついていたから
かもしれない。

そう、恋愛をするのに自信を無くして
しまっていたのだ。
ときめいてうまくいったとて、
自分も相手も幸せになどできぬと。

まあ、逃げてたのかもな。
怖くて。

そんな私めが、この前ドキっとした
出来事が。

一ヶ月前くらいに、パソコンの購入を
考えて某家電店へ。
対応してくれた我が家のツボさん似の
お兄さんは、説明がピカイチ!
かなりのオタクを自負する私の質問
にも淀みなく答えてくれた。
買うならこの人からだなぁと思いながら
安い買いじゃないしと店をあとに。

それから二度ほど店舗を訪れてみたが
お兄さんがいないので「まあ、まだ
買わなくてもいいのかも」などと
思い一ヶ月。

たまたま他の買い物があって、
家電店を訪ねた。
パソコンの事は、自分の中で
やや薄れていた。
んで、お目当てのものを買おうと
パソコン売り場の前を通ると
「あっ!」と親しげな視線を送る人が。

自分の中で、意識してなかったのと
目指すものがあったのでスタスタと
通り過ぎた後にあの兄さんだったの
かもと合点がいく。
どっちかつうと、私は他人の顔は
よく覚えてる方なんだけど油断して
たのか反応が鈍かった。

目当てのモノを獲得して、さて、
落ち着いて「あっ!お兄さん居たから
パソコン買うか」と売り場に向かう。

あいにく接客中なので、他をみて
時間をつぶす。

空いた隙に向かっていくと笑顔。
(決して、愛想がいいタイプでは
ない)
「あの、どんたくの時に説明して
もらったんですけど覚えてますか?」
と尋ねると「はい、だからさっき
気がついたでしょ」と言われる。
「お兄さんの説明が素晴らしかった
んで、お兄さんから買いたいと思って」
なんて言葉はスルスルと口から出る。

兄さんはちょっと嬉しかったのかも
しれない。ただ、あまりそれは見せない
感じではあったが。
早速、商品を見繕ってくれて在庫の
ある分はお得セットになると在庫を
見に行ってくれた。

一生懸命だ。
私は、どんな仕事もできる限りの
知識をもって向き合っている人が
好きだ。すごく誠実だと思うから。
接客を仕事にしてれば、「あなたから
買いたい」って思わせるのが接客の
プロだと思う。
某ミュージシャンも自分の仕事に
対して誠実なところが好きなんだ。

相手のご機嫌取ったりよりも、
こちらの疑問に答えてくれるって
方が信頼できる。

なんて事を考えながらボーっと
待っていると手持ちで帰る流れに。
持てなくもないというので、そうする
ことに。

会計をしている時に「重さ大丈夫です
よね?」とレジの男子に尋ねると
「持てなくはないですね」と言ってる
側から兄さん「俺、◯◯に住んでる
から(ウチの隣の役)帰りに持ってっ
てもイイなって思ってたんだけど」
ってどんなリアクションしたらイイ?
ってどう捉えたらイイ?
頭の中がグルグルして胸はドキドキ。
結果、なんか流してしまった…_| ̄|○

普段、女として扱いを受ける機会が
皆無であるため、全くリアクション
できず。
いやぁードキドキしたー

なんか、新鮮だったな。
こういう甘酸っぱいときめきとか
封印してたかも。
大好物だったのにね(昔は、鬼の
ように一目惚れしてた)。
あぁ、まだときめくことできるんだ
って分かってよかった(笑)
好意を向けられると気持ちがいい
もんだね。なんて。

んで、帰り道、思いのほか重たくて、
配達って手もあったよねと、冷静さを
欠いていた自分を思い知った。

昨日の件の位置づけ

昨日書いた日記が消化不良であった。
書いた後に考えてみたのだが、
不意に浮かんだ黒い想いの消化が
できなくて、そんな黒い考えを
持つ恵まれた環境に置かれた自分が
いけないもののように
自分を責めたのかもしれない。

「なんか、嫌だなぁ」と思った
ってだけの出来事として済ませれば
良かったんじゃなかろうか?

誰だって、そんな想いが浮かんだり
するもんさ。
そんなに自分を責めなくてもイイよ、
何て言ってくれるオトナは周りに
居なかったから、自分が遡って
伝えたい。

そんな考えに至ったのは、この小説を
読んだからだ。「嘆きの美女」。
確か、以前も読みたいと思ったまま
だったのを文庫版が発売されていて
購入。
久しぶりに読み止まらなくなり、
一晩で読み終える。非常に面白かった。
同じ出来事が起きても、それぞれの
於かれた状況やメンタルによって
捉え方は違って、世の中、誰が
得ってこともないのかなぁと。

うーん。適切な言葉が浮かばないが
もっと正直に生きてもイイのかもと
勇気が出た小説だった。

思い出したこと。

昼寝をしていて思い出したことがあり、
この休止状態の日記にどうしても
書きたいとログイン。


私のこの頃は、会社を辞めようと
したり、いろんなうまくいかない
事に逃げずに向きあったりと、
なかなか勇敢な日々を送っている。


それで、思い出したこと。
小学生の時の同級生とのどうにも
モヤモヤする関係。


Yちゃんは私が習っていたピアノの
先生の娘で、すっごいピアノが上手で、
頭も良くて、運動もできて、活発で顔も
まあ愛らしくいわゆる華があるタイプ。
Yちゃんの母は猛烈教育ママだけど、
父はウチの父さんの部下でどちらか
というと大人しい。


そんなフクザツな関係がいろいろ
あって、友達だけどビミョーな感じ。
私は勉強はできたけど、大人しくて
地味ないい子ちゃんだったから、
向こうもあんまり興味がなかったと
思う。


ただ、いま思えば、親同士の牽制の
コマとして使われていたような
気がする。


ウチの母は私を勉強で勝たせようと
したし、Yちゃんの母は旦那の上司の
家族だからと、ウチの家族に気を遣わ
ざるを得ないと。
ウチの母は美人で華もあったからな。


Yちゃんは、性格良くなかった
気がするな。
子分みたいな取り巻きもいたし。
私は、その仲間に渋々入ってたな。
自分の意見を持っちゃいけない
感じに育ってたし。


小学校の三年生の時に、結構派手に
誕生会やらやってて(ウチの親
とかね)、そんな中、クラスで
母子家庭のSちゃんが誕生会やるって
んで呼ばれたんだけど、あんまり
好かれてない子でみんなビミョーな
気持ちで参加したのだ。
Sちゃんのお母さんは張り切って
ご飯とか作ってたけど、サラダに猫の
毛とか入っていたり、取ってつけたよう
な華やかさが貧乏くさくて嫌だなぁと
自分も思ったのだけど、帰り道に
Yちゃんとその取り巻きがそのことを
ワイワイ悪口言ってたのが気分が
悪くってね。
んで、それを誰にも言えなかったなぁ。


他所ん家がどうしたとかの話が、
そう言えばウチも多かったな。
田舎だったからな。嫌だったな。


ってことを思い出した。

簡単なことだったね。

簡単なことにする=シンプルにすることが
私にはとっても難しかったんだなって今ならよくわかる。

それが、なるほど、これこれこういうことが、
こういう事を引き起こすんだなっていう経験が
できたので深みはあるかもな。

心がザワザワしても待っていられる。
終わることを知っているから。
そのうち、気にならなくなってくる。

それを知っただけで幸せだ。